体の様々な場所に現れる病気の種類と手術しないで済む治療法などの説明をするページです。
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手術



偏桃炎の手術
扁桃には、のどからウイルスなどの外敵が体内に侵入しないようにする役目があります。
のどの奥の左右に見える口蓋扁桃がよく知られていますが、のどの周りにはそのほかにいくつかの扁桃があるのです。
手術では、そのうち口蓋扁桃だけ(場合によってはもっと奥の咽頭扁桃)を切除するので扁桃全体の働きに支障を生ずることはありません。

子宮筋腫の手術
子宮筋腫を完全に治すには、今のところ子宮をすべて摘出する方法しかありませんが、妊娠・出産を手術後も望む人には、筋腫だけを取り除き、子宮を残す方法で行われています。
再発の可能性もありますが、その場合には、子供を生み終えてから再度治療を検討することになります。
筋腫を取り除く方法としては、従来の開腹手術のほかに開腹せずに超音波を利用して患部を焼灼するという新しい治療法も開発されています。

高齢者の手術
高齢になると体全体の機能が低下するため、年齢とともに手術の負担に耐えにくくなるといえます。
しかし、老化の程度には、個人差があるので、年齢というよりも手術に耐えられる体力と病気を治そうとする気力があるかどうかが、手術を決める重要な判断材料になります。

白内障の手術
目のレンズの役目である水晶体が濁ってしまう白内障は、進行すると明暗しかわからなくなります。
目のかすみがひどくなり、日常生活に支障を感じるようになったら、濁った水晶体を取り出す手術を受けておいたほうがよいでしょう。
手術は局部麻酔で行い、約30分ほどで終わります。
かつては、眼鏡やコンタクトレンズで焦点が合うよう矯正していましたが、現在は、水晶体の代わりとなる眼内レンズ(人工水晶体)を埋め込む方法が行われています。
1992年4月より眼内レンズは保険適用になっています。

乳がんの手術
診断に納得がいかなければ、別の病院で同じ診断になるか確認してみるのもよいでしょう。
乳がんはこれまで乳房をすべて摘出する手術が行われていました。
しかし、最近では、乳房を失うことへのショックなどを考慮して、がん組織が小さく、リンパ節への転移がない場合には、乳房を残す保存療法も行われています。
乳房の1/4、あるいはがん組織とその周囲だけを切除するもので、術後は化学療法や放射線治療などで転移を予防します。

前立腺肥大症の手術
前立腺が肥大すると尿道を圧迫するために、頻尿や排尿困難などの症状を引き起こすので、ある程度進行してしまったら前立腺の内部を切除する手術を行います。
手術によりインポテンツになることは普通ありませんが、射精した精液が尿道に入らず、膀胱に逆流するという現象が見られます。
前立腺肥大症は老化が主な原因なのでお年寄りが多いのですが、性生活が活発な年代の場合は、手術をなるべく遅らせるようにしています。

子供の中耳炎の手術
子供は耳の組織が未成熟で、感染に対する抵抗力が弱いために、急性中耳炎にかかりやすく、それを繰り返して慢性化しやすいのです。
慢性になると鼓膜に穴が開いたり、中耳にある耳小骨という組織が壊れたりして、耳鳴りや難聴などの症状が起きます。
そこで鼓膜をふさいだり、耳小骨を修復する手術が行われます。
しかし、子供のうちは手術をしても再発するケースがよくあるので、成人になるまで手術しないのが普通です。
ただし、中耳に真珠に似た皮膚のかたまりができる真珠腫がある場合は、脳膜炎などの怖い合併症を起こす危険があるので、子供でも切除手術が必要になります。

胆石の手術
胆石には、胆のうにできるものと胆のうと十二指腸をつなぐ胆管にできるものがあります。
胆のうにできた2cm以下の小さな結石であれば溶解液や衝撃波で結石を砕く方法を用いることができます。
しかし、それ以外は手術が基本となります。
傷跡が小さく、2・3日で退院することができる腹腔鏡という筒状の器具を用いた治療法が普及しています。

肛門の手術
直腸がんでも最近は、なるべく肛門を残すて手術をするようになりましたが、広範囲の切除が必要なときには、人工肛門になります。
手術後しばらくは排便回数が多く、人工肛門になれるのに多少手間取りますが、排便回数が正常になれば、日常生活や仕事をごく普通に行うことができます。
人工肛門をつけて、社会の第一線で活躍している人もけっして少なくはありません。

胃潰瘍の手術
かつては手術が基本だった胃潰瘍も治療効果の高い薬が開発されて、手術例は減少しています。
しかし、胃に穴が開いたり、大出血したとき、潰瘍のために胃の入り口や出口が変形しているときには、緊急な手術が必要となります。
また、薬では治りきらず、再発する可能性が高い場合や再発を繰り返す場合、痛みが激しい場合などにも手術を勧められます。

椎間板ヘルニアの手術
椎間板は、骨と骨の間でクッションの役目を果たすもので、これが外側に飛び出してしまうのが、ヘルニアです。
コルセットで患部への負担を和らげたり、牽引で脊椎を伸ばしてやれば多くの場合はよくなります。
しかし、飛びだした椎間板が脊髄を圧迫し、排尿や排便などに支障をきたしている場合などには、飛びだした部分を切除する手術が行われます。
ただし、ヘルニアは手術をしたからといって100%の人が症状改善されるものではありません。
また、術後に再発させないようにするには、病院でしっかりとリハビリをする、整体院で歪んだ骨の矯正を定期的にやってもらわないと一時的に症状が改善してもだんだんと悪化していきます。

切らない治療法
医学の進歩により、新しい治療法がいろいろ開発され、かつてなら手術でしか治せなかった病気も切らずに済むケースが多くなりました。
例えば、細い管の先にワイヤーやレーザーメスを取り付けた内視鏡による治療法で、胃などの病気なら口から、大腸の病気なら肛門から、泌尿器の病気なら入道から入れてポリープをとったり、がん組織を焼いたり、患部に抗がん剤を注入するなどで治療することができます。
内視鏡を応用し、腹腔内の臓器の治療に用いられるのが腹腔鏡です。
お腹に小さな穴を開けて、ここから腹腔鏡を入れて治療します。
肝臓がんなら、針で患部に直接エタノールを注入し、病巣を固める方法や肝動脈にゼラチンを詰めてがん細胞に栄養が行かないようにする治療法もあります。
一方、顔にできた肉腫や進行した乳がんなど手術が難しいがんには、温熱療法が用いられます。
がん細胞は熱に弱いので、正常な細胞が耐えられる範囲内の熱を加えて、がん細胞を死滅させる方法です。
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