エイズの知識とエイズ検査の受け方や感染の予防方法を説明するページです。
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エイズ


エイズとは
エイズは、HIVというウイルスに感染し、体の防御システムである免疫の機能が阻害されてしまう病気です。
人は日常的に非常に多くのウイルスや細菌に囲まれて生活していますが、これらに感染しても免疫が防御して、常に病気にかかるのを防いでくれます。
ところがエイズにかかると、ちょっとした感染であっても免疫機能が働かずに重い病気になり、最後は死に至ってしまいます。
そのため、後天性免疫不全症候群という名称がついています。
現在のところ、完全な治療薬や予防薬がないため、日常生活の中で予防することが唯一の感染予防法となっています。

エイズ感染の知識
輸血感染の心配がなくなった現在では、性行為と出産の際に起こる母子感染が、主な感染経路となっています。
血液感染だからといって、蚊やノミが吸った程度の少量では感染しません。
また感染力が弱いため、分泌液の中でも精液と膣内分泌液以外は、感染の心配はありません。
エイズ感染のよくある間違った知識は、握手や抱擁、蚊やペット、プールや入浴、席やくしゃみ、食器や食べ物、トイレの便座、職場や学校での生活、電車のつり革などではうつることはありません。

エイズ感染の自覚症状
HIVは感染後、体内に潜伏する期間が長いので、しばらくは自覚症状はありません。
数ヶ月から10年、あるいはもっと長い潜伏期間を経て、HIVは突然増殖を始めます。
増殖すると免疫機能が低下して、カリニ肺炎やカポジ肉腫といった、様々な病気を引き起こすのです。

エイズ検査を受けられる場所
エイズ検査は全国の保健所や病院などで受けられます。
わからない方は各都道府県の担当課に問い合わせます。
なお、献血すると必ずエイズ検査を行いますが、その検査結果を本人に知らせることはありません。
参考サイト:HIV検査・相談マップ

エイズ検査とプライバシー
保健所では、プライバシーの保護をするために、匿名での検査を受け付けています。
外部に漏れることは一切ありません。
各都道府県の相談所や担当課も匿名での問合せで全く問題ありません。
ちなみに相談料は無料です。
また、保健所でもちょっと、とためらう人は、自宅で血液を採取し、郵送して検査を行う、HIV検査キットというものがありますのでこれを利用するのもひとつの方法と思われます。

エイズ検査を受けるには
血液中にHIVの抗体が見つかれば、感染しているとわかりますが、早期の感染ではHIVの抗体ができていないために、結果が陰性になることがあります。
感染の機会や疑いの心配があるときは、3ヵ月以降に検査をします。
人に感染させる危険があるので、検査結果出るまでは、正しい予防処置をしてください。

エイズ検査の流れ
エイズ検査は、血液を採取してHIVの抗体があるかどうかを調査します。
まず、スクリーニング(ふるい分け)検査を行い、陽性の場合は、さらに確定検査を行います。
確定検査で陽性がでれば、エイズに感染していると判断されるのです。
結果は、検査後1から2週間で本人に知らされます。
検査費用は医療機関や保健所によって違うので、あらかじめ確認しておきましょう。

エイズ感染を防ぐ方法
性行為での感染が圧倒的に多いので、最初からコンドームを正しく装着する、出血をともなうセックスはしない、不特定多数との性交渉はやめるなど、安全なセックスを心がけてください。
慎重を期すなら、カミソリ、歯ブラシ、ピアスなど血液がつく可能性があるものは、他人と共用するのをやめます。
糖尿病の人がインスリンの注射をするときは、使い捨て注射器を用いるか、使用後に塩素系消毒剤で殺菌しておきます。
もちろん、他人との共用は厳禁です。

危険な性行為と安全な性行為
安全 オナニー 全く心配ない
愛撫 肌に出血がなければ心配ない
軽いキス 唇に出血がなければ問題ない
注意 ディープキス 唾液は心配ないが虫歯、口内炎があると感染も考えられる
クリニングス 虫歯や炎症がなければ心配はないが出血があれば感染の可能性を否定できない
コンドーム使用 正しく使用すれば感染の可能性はほとんどない
危険 フェラチオ 精液の中のエイズウイルスが口内の小さな傷から感染することがある
コンドーム未使用 精液に含まれるエイズウイルスが膣内の小さな傷から進入する危険が高い
生理中 血液と精液が接触するので危険が大きい
アナル 肛門内の粘膜は非常に傷つきやすく、最も感染しやすい

エイズに感染してしまったら
病院では感染者に、発病するまでの間の生活指導を行うとともに、抗HIV薬を投与して、発病を遅らせる治療を行っています。
一方、感染者は病気のことだけでなく、生活のこと、仕事のこと、家族のこと、将来のことなどで非常に不安を覚えると思います。
もちろん、精神的なカウンセリングも行っているので、陽性とわかったら、すぐに診療を受けるべきです。
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